仕事と発達障害の日記

発達障害を持つ人が社会で働く難しさ

発達障害を持つ人が社会で働く難しさをよく考えるのだが、

基本的に会社社会は、減点主義でなりたっているところにある。

(海外は、どうかしらん)

 

  • 誤字・脱字
  • 計算間違え
  • 期日を守れない
  • 時間を守れない
  • 言ったことが守れない
  • 品質にムラがある
  • 雑談等で言わなくてもいいことをいってしまう。
  • する予定の連絡をしていない

 

上記、発達障害を持つ人に多く見られる現象だと思うが、

基本的に会社社会は、減点主義なので、

いままでうまくいっていても、

(もちろん、案件の重要さや程度問題なのだが)

うまくいかなくなってしまうことがある。

 

問題は、定型発達者であれば、リカバリーがうまくなされるのだろうが、

発達障害を持つ人の場合は、そこでフリーズしてしまい、

うまく対処できない場合があることである。

 

さらに重要なのは、

これらは、発達障害を持つ人の脳の特性であり、

どんなに本人が努力・工夫しても、

2回目、3回目と続いてしまうことにある。

 

僕自身も、かなり工夫はしているのだが、

これといった本質的な対策はない。

もちろん、認知行動療法作業療法、ITツールなど、

様々な対策が考えられているが、

実際のところ、会社の現場では、焼け石に水のように感じる。

 

結局のところ、

僕自身は、現時点では、

本質的な解決に寄与するのは、コンサータの服薬しかないと思っている。

ストラテラは、試したが副作用であわなかった)

 

もっといい解決方法は、働かないことなのだが…

 

というと、身も蓋もないので、

現実的には、コンサータを少量服薬しながら、

ときには、その可塑性を利用しつつも、

本質的な工夫をさぐっていくことが一番であろう。

 

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